
深刻な問題
認可保育園の入所が適わず、入所待ちになっている状態の児童を待機児童といいます。特に深刻なのは都市部の待機児童の問題で、特に0〜2歳では待機人数が多くなっています。これは、保育所の年齢別の受け入れ人数が3歳未満時児は少ないためで、保育士不足もその一因となっています。実際に認可保育園以外の保育施設に入所する場合も多く、それを含めた待機児童数はかなり少ないとされています。ただ、認可保育所と認可外保育所では、保育料や保育内容などに違いがあり、認可保育所の待機児童だけを見るとかなり深刻です。そのため、認可外保育所の認可引き上げや認可保育園の拡大などが望まれています。公立保育園を私立保育園にするなどの計画も全国的に進められていて、その保育の質の向上には期待が寄せられていますが、保育士の不足や少子化などの問題が重なり、なかなかうまくは進まないようです。また、就業形態にも幅があり、夜間や休日などに働かなければならない場合は、認可保育所に預けにくい場合もあります。認可外の保育所でもかなり多くの子どもを受け入れているため、なかなか預けるところが見つからないといったケースも多く見られます。そのため、企業内の保育施設の充実も求められていますが、企業側の負担も大きく、保育士の確保などの問題もあります。